それは、ストップ高と言うあまい誘惑でした。
その当時、TVを賑わしていたT社
興味本位でそのT社の板を覗いたのが事の始まりです。
見た瞬間・・・?
買いに買われて、もう少しでストップ高
何故?
そう言えば、ある企業が、国が支援する話で、株価が持ち直した事があったけど。
もしかして、このT社も国の支援、もしくは何処かの支援があるんじゃ、まだ、ニュースになっていないだけで
(今、思えばこんな思い込みで)
板を見て、十数秒で判断
すかさず購入
ストップ高
それから間もなく本日の株式市場は終わり
明日への楽しみと確実な、でも、まだ確定していない儲けで心躍らせていました。
そして、その後、証券会社から一通の通知が送られて来ました。
『T社株の取引停止のお知らせ』
「・・・・・・・・。」
理解不能、思考停止、顔面蒼白
「えーーー。だって、昨日、ストップ高」
「何故、何故?」
そう気付いてはいましたが、ストップ高の誘惑に一時的な保有だからと目をつぶっていたた、とある表記があったのです。
『継続企業注記銘柄』
このT社の株にはあったのです。
The end 欲にまみれた人間の末路です。
損失は、このT社に投資した投資金額の54%
救いは紙クズ(今は、紙さえ残らない)0円にならずに全株売却出来た事です。
後、株式投資も始めたばかりで、投資金額も少なかったのが幸いだったのですが、
気を付けよう
『株式市場は、愚かな人間に容赦なく牙を剥(む)く』
※投資は、自己責任で