【株失敗例】パグセグロデジタル A(PAGS)-41,609円の悲劇

ザッパーン

波打ち寄せるあの断崖絶壁

究明する稀代の投資家A子:「一体、何故、あなたはあんなところで、パグセグロデジタルを買ったの?」

究明する稀代の投資家A子:「ねぇ、教えてその理由を!」

損失に手を染めてしまったB子:「そんなに知りたいのなら教えてあげる」

損失に手を染めてしまったB子:「あれは、もう、20年も昔になるわ」

損失に手を染めてしまったB子:「上京して、川崎市鶴見区矢向に住んでいたの私」

ミーン、ミーン、ミーン、ミーン

蝉が鳴く、夏の暑い日だった

私は、会社帰りに近所の商店街で晩御飯の材料を買いに行ったの

夜も暗くなってきて

近くの神社で行われていたお祭りに寄ったその帰りに

その商店街に一台の大型トレーラーが止まったの

へぇ、何だろうと思って見ていたら

トレーラーのコンテナがウィーンと開いて

突然、あんなことが起きるんなて

ズンダカ、ズンダカ、ズンダカ ヘイ!
ズンダカ、ズンダカ、ズンダカ ヘイ!

サンバのリズムに乗って、セクシーでグラマラスなブラジリアンなお姉さんたちが踊りながら出てきたの

上京したばかりの私は驚いたわ

だって、すぐそばの神社ではお祭り、盆踊りに、縁日

その2,3百メートル先でサンバなんですもの

ちょうど使っているクリーニング屋さんのおじさんに聞いたの

「なんで、サンバなの?」と

クリーニング屋の店主:「いやね、もう近頃、人が集まらなくて盆踊りやめる地区も多くて、で、うちの地区では盆踊りの代わりにサンバにしようと」

クリーニング屋の店主:「なっ、いいだろう賑やかで」

損失に手を染めてしまったB子:「その時、すごく感心したの私。故郷にはないその柔軟な発想、周りにどう思われるかを気にしないで楽しむ姿勢に、私も将来ああゆう大人になりたいって」

損失に手を染めてしまったB子:「ふと、株式投資をして負け続けて悩んできた時に、このパグセグロデジタルがブラジルの企業だと知って、あのサンバを彷彿させるように株価も毎日上がっていたので、思わず、購入の取引ボタンをポチっと押してしまったの」

究明する稀代の投資家A子:「そんな理由で、そんな理由であなたはこのパグセグロデジタルを買ったの」

究明する稀代の投資家A子:「しかも、その後、大幅下落しているのに損切りもしないで」

損失に手を染めてしまったB子:「私も何度損切りしようかと思ったわ。でも、損切りなんてできるわけないじゃない。」

損失に手を染めてしまったB子:「損切りしようとするたびに、サンバを踊るセクシーでグラマラスなブラジリアンなお姉さんたちとあのクリーニング屋のおじさんの得意げな顔を思い出してしまうの」

損失に手を染めてしまったB子:「そして、気づいたときには、損失が-41,609円」

損失に手を染めてしまったB子:「買った時より円安になっていたけど気休めだったわ」

究明する稀代の投資家A子:「でも、もっと何か方法があったはず。二度に分けて買ったり、逆指値入れたりすればこんなことにならずに済んだのに」

損失に手を染めてしまったB子:「ありがとう。もういいの私、この思い出とパグセグロデジタルを背負って生きていくの」

 
むかし、火曜サスペンス劇場を見ていて、わざわざあんな断崖絶壁に立たなくても

と思っていたのですが

・・・自らあんな断崖絶壁に立ってしまうなんて

本当に投資とは恐ろしい

教訓は、高値を抜けるのに休みなく上昇した株は、危険だと言うこと

二度に分けて買うべし

情報が入手しにくい銘柄はさけた方が無難

※株は良くも悪くも急激に変動するのでご注意を。投資は、自己責任で!

2020年1月24日 【株失敗例】パグセグロデジタル A(PAGS)-41,609円の悲劇 はコメントを受け付けていません 失敗事例