【株失敗例】決算ギャンブルフルインベストメント

決算ギャンブルフルインベストメントとは、

株式投資において、全額を一銘柄に投資して決算を持ち越す荒技

私は、これで短期間で最大30万円を越す損失を出してしまいました。

その時の過去最高損失です。

どんな感じで損失を出したのかと言いますと

この会社、1年でテンバガー(株価10倍)になった会社なのですが、

この銘柄で数か月単位で、保有売却を繰り返すスイングトレードをしていていました。

この時は、相場環境も良く、この会社の株でそれなりの利益を取れていたのですが、

しかし、私はトレードに対する自信とこの会社なら大丈夫という過信で、この会社の決算前に全額を投入してしまったのです。

この会社の決算をむかえて、過去最高益、「やったぜ!」という気持ちで天にも舞う心地でした。

でも、市場の反応は会社目標が未達で急落、次の日は涙でした。

すぐに全株を売却すればよかったのですが、

この会社、決算後によくIR(株式分割、増配、優待アップ)を出して株価が急騰する事が多く

「きっと今回も決算後にIRを何か出してくるに違いない」と思い込んで

3日経ち、1週間経ち、10日経ち

「待てよ?今IRがでても、この含み損は消えないんじゃ・・・」

そう気付いた時に、全株売却をすればよかったのですが、未練がましく2回に分けて売却

そのせいで、膨らんだ損失約30万円にもなりました。

ただ、救いだったのは、それでも気付いた時に2回に分けてですが、全株を売却した事です。

その後、その銘柄は、毎日、毎日株価が下がって行きました。

はっと、我に返った時の消失感

もう二度と、ギャンブル投資はしないと

あの日、心に誓いました。

あれだけ出していたIR(株式分割、増配、優待アップ)も一切出さなくなって・・・。

その会社の株価は、それから3分の1くらいになって、やっと下落が止まっていました。

その時の教訓は、

投資において、自信、過信、うぬぼれは、最大の敵

どんなに自信があっても、1銘柄にフルインベストメント(全額投資)は、やめること

※投資は、自己責任で

【株失敗例】決戦、継続企業注記銘柄

それは、ストップ高と言うあまい誘惑でした。

その当時、TVを賑わしていたT社

興味本位でそのT社の板を覗いたのが事の始まりです。

見た瞬間・・・?

買いに買われて、もう少しでストップ高

何故?

そう言えば、ある企業が、国が支援する話で、株価が持ち直した事があったけど。

もしかして、このT社も国の支援、もしくは何処かの支援があるんじゃ、まだ、ニュースになっていないだけで

(今、思えばこんな思い込みで)

板を見て、十数秒で判断

すかさず購入

ストップ高

それから間もなく本日の株式市場は終わり

明日への楽しみと確実な、でも、まだ確定していない儲けで心躍らせていました。

そして、その後、証券会社から一通の通知が送られて来ました。

『T社株の取引停止のお知らせ』

「・・・・・・・・。」

理解不能、思考停止、顔面蒼白

「えーーー。だって、昨日、ストップ高」

「何故、何故?」

そう気付いてはいましたが、ストップ高の誘惑に一時的な保有だからと目をつぶっていたた、とある表記があったのです。

『継続企業注記銘柄』

このT社の株にはあったのです。

The end 欲にまみれた人間の末路です。

損失は、このT社に投資した投資金額の54%

救いは紙クズ(今は、紙さえ残らない)0円にならずに全株売却出来た事です。

後、株式投資も始めたばかりで、投資金額も少なかったのが幸いだったのですが、
気を付けよう

『株式市場は、愚かな人間に容赦なく牙を剥(む)く』

※投資は、自己責任で

【株失敗例】パグセグロデジタル A(PAGS)-41,609円の悲劇

ザッパーン

波打ち寄せるあの断崖絶壁

究明する稀代の投資家A子:「一体、何故、あなたはあんなところで、パグセグロデジタルを買ったの?」

究明する稀代の投資家A子:「ねぇ、教えてその理由を!」

損失に手を染めてしまったB子:「そんなに知りたいのなら教えてあげる」

損失に手を染めてしまったB子:「あれは、もう、20年も昔になるわ」

損失に手を染めてしまったB子:「上京して、川崎市鶴見区矢向に住んでいたの私」

ミーン、ミーン、ミーン、ミーン

蝉が鳴く、夏の暑い日だった

私は、会社帰りに近所の商店街で晩御飯の材料を買いに行ったの

夜も暗くなってきて

近くの神社で行われていたお祭りに寄ったその帰りに

その商店街に一台の大型トレーラーが止まったの

へぇ、何だろうと思って見ていたら

トレーラーのコンテナがウィーンと開いて

突然、あんなことが起きるんなて

ズンダカ、ズンダカ、ズンダカ ヘイ!
ズンダカ、ズンダカ、ズンダカ ヘイ!

サンバのリズムに乗って、セクシーでグラマラスなブラジリアンなお姉さんたちが踊りながら出てきたの

上京したばかりの私は驚いたわ

だって、すぐそばの神社ではお祭り、盆踊りに、縁日

その2,3百メートル先でサンバなんですもの

ちょうど使っているクリーニング屋さんのおじさんに聞いたの

「なんで、サンバなの?」と

クリーニング屋の店主:「いやね、もう近頃、人が集まらなくて盆踊りやめる地区も多くて、で、うちの地区では盆踊りの代わりにサンバにしようと」

クリーニング屋の店主:「なっ、いいだろう賑やかで」

損失に手を染めてしまったB子:「その時、すごく感心したの私。故郷にはないその柔軟な発想、周りにどう思われるかを気にしないで楽しむ姿勢に、私も将来ああゆう大人になりたいって」

損失に手を染めてしまったB子:「ふと、株式投資をして負け続けて悩んできた時に、このパグセグロデジタルがブラジルの企業だと知って、あのサンバを彷彿させるように株価も毎日上がっていたので、思わず、購入の取引ボタンをポチっと押してしまったの」

究明する稀代の投資家A子:「そんな理由で、そんな理由であなたはこのパグセグロデジタルを買ったの」

究明する稀代の投資家A子:「しかも、その後、大幅下落しているのに損切りもしないで」

損失に手を染めてしまったB子:「私も何度損切りしようかと思ったわ。でも、損切りなんてできるわけないじゃない。」

損失に手を染めてしまったB子:「損切りしようとするたびに、サンバを踊るセクシーでグラマラスなブラジリアンなお姉さんたちとあのクリーニング屋のおじさんの得意げな顔を思い出してしまうの」

損失に手を染めてしまったB子:「そして、気づいたときには、損失が-41,609円」

損失に手を染めてしまったB子:「買った時より円安になっていたけど気休めだったわ」

究明する稀代の投資家A子:「でも、もっと何か方法があったはず。二度に分けて買ったり、逆指値入れたりすればこんなことにならずに済んだのに」

損失に手を染めてしまったB子:「ありがとう。もういいの私、この思い出とパグセグロデジタルを背負って生きていくの」

 
むかし、火曜サスペンス劇場を見ていて、わざわざあんな断崖絶壁に立たなくても

と思っていたのですが

・・・自らあんな断崖絶壁に立ってしまうなんて

本当に投資とは恐ろしい

教訓は、高値を抜けるのに休みなく上昇した株は、危険だと言うこと

二度に分けて買うべし

情報が入手しにくい銘柄はさけた方が無難

※株は良くも悪くも急激に変動するのでご注意を。投資は、自己責任で!

【株失敗例】うちの子は出来る子なのよ、過度の期待が悲劇を招く


異常なほど期待を寄せた銘柄

そうそれは、ゲーム銘柄で、

時価総額が66億

自己資本比率 48.8%

ROEが、予想37.5%

売り上げと利益も小さいながら順調に伸ばし

有利子負債は、ちょっと多いけど

大きく株価が上昇するんじゃないかと

似たような銘柄が株価800円から6,000円まで、約2ヶ月で高騰したのも記憶に新しく

「あの有名人に似ているから、きっとこの子も。きっとこの子も出来る子なのよ」

そんな親心のように

数倍いやもっと上がるんじゃないかと期待を胸に膨らませ購入しました。

しかし、期待と裏腹に大幅下落

そこで、やめればいいものの

その過度の期待のせいで、ズルズルと取引

「いずれこの子も、だって・・・」期待が大きくて、あきらめるにあきらめ切れない

その結果、ポジションも多かったので、合計で40万円くらいの損失を出してしまいました。

改めて、チャートに線を引くと「こんなところでよく購入したなぁ」とある意味感心

取引自体は、緑色の丸で買って、黄色の丸で売却

線を引いてみたもののキレイな三角持ち合いや下降ウエッジ、上昇三角形もなく

材料で一気に上がって、下がるゲーム銘柄、特有の動き

ついでに赤色の丸の所でエントリーしようか、すごく悩んで結局、恐怖心と精神的な疲れで買えませんでした。

また、下がったら「もう、取り返しがつかない」と「どうせまた下がるんだろう」と期待より、不安と失望が勝り

購入ボタンを押せませんでした。

しばらく、この銘柄の株価もみるのもいやでそれ以降チャートも見なかったのですが、

ふと、株価ニュースで流れて来たこの銘柄の情報

久しぶりにこの銘柄の株価チャートを見ると期待通りの爆上げ

「勘当した息子が、ふとTVをつけると成功者としてTV番組に出ているような」心境でした。

その時感じたのは、悔しさよりも銘柄の選定の着眼点は良かったと確信したのと、トレードに対する向き合い方を見直す必要があるなと

ポジションの取り方、時間軸、チャートの見方、ロウソク足のとらえ方

ただ、改めてチャートを見ても、このゲーム銘柄は読みずらい

※株は良くも悪くも急激に変動するのでご注意を。投資は、自己責任で!

【株失敗例】あの山頂の頂を目指して


とあるチャート

いま思えば、あんな高い所でトレードしていたなんて(黄色丸の所)

2017年は、負け知らずで、それなりに利益が出ていたので

もっと行けるんじゃないか、自分は無敗なんじゃないか、自分だけは大丈夫

1年であれだけ利益出せたんだ、短期間でもっと利益が出せるんじゃないか

そんな慢心があったのかもしれません。

ひたすら色々な投資の書籍を読んで情報過多で、頭でっかちになって方向性を完全に見失っていました。

損失自体は、ほばプラスマイナスゼロなのですがドキドキするような感じ(体に悪い)と費やした時間がもったいなかった。

分散投資ではなく、しかも、この銘柄に、ほぼ一極集中

どの投資家も言っていますが、

今、思うことは「自分にあった投資ルールに従うこと」

でも、自分の性格にあった投資法は、見つけるまでに色んな失敗と様々な本を読んで勉強して実践しないと身に付きませんが

【購入した書籍】

  • 資産を100倍にする「株鬼流」株式投資 真の教え(ザ・株鬼)
  • 相場師朗式 一生モノの株ドリル(相場師朗)
  • “普通の人”だから勝てるエナフン流株式投資術(奥山 月仁)
  • 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学(cis)
  • 相場に勝つ ローソク足チャートの読み方(小澤 實)
  • DAIBOUCHOU式 新・サイクル投資法(DAIBOUCHOU)
  • 1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術(DUKE。)
  • 個人投資家のための「小型株」で賢く儲ける方法(小山 哲)
  • デイトレ&スイング 株ですぐに儲ける方法(tyun)
  • 100倍高のスゴ株!(高山 緑星)
  • うねりチャート底値買い投資術(上岡 正明)
  • デイトレ対応版 株価チャートの読み方の基本(小山 哲)
  • バカでも稼げる$「米国株」高配当投資(バフェット太郎)

この他に図書館にあるほとんどの投資関連、為替関連、経済の本は読みました。

それを2年間で読んで試したら、ごっちゃになる。今、思いかえすと

今度は、先行くあの投資家たちの頂を目指して(気持ちだけは大きい)

最終的には、最初の1年目に行っていた自分が考えた株式投資法に磨きがかかった感じです。

そう言えば、黄色丸からの大暴落の原因、株式分割と株主優待の拡充です。普通、分からないと言いたいところですが

今なら、チャートと他の指標を見れば今は危険だと判断できます。

※投資は、自己責任で!